モノづくり、製造業に携わっている皆さん
たまにはソフトも触ってIoTDIYしてみませんか??
今回の記事は、モノづくり・製造業に携わる方向けに自宅でできるIoTDIYをご紹介しています。
普段触れることのないソフトに触れつつ、日常をもっと楽しく・便利に・豊かにできるIoTを作ってみませんか??
IoTについてたびたび言及しているブログを投稿していますが、本日は少し遊び心を含んだ記事を書いていこうと思います!
IoTデバイスをDIYして暮らしを豊かにしたり、アイデアを形にできるIoTの可能性を感じていただけたら幸いです。
数ヶ月間IoTデバイス作りに没頭していた時期がありまして、その時に面白いと思った自作IoTデバイスをご紹介してみたいと思っていたので、この度こういった記事を書いております。
自宅で簡単にIoTDIYをするなら、
”Raspberry Pi (通称:ラズパイ)”がオススメ!!
です。では、どのようなものかみていきましょう!
今回紹介するIoTデバイスを制御するコンピュータはほとんどラズベリーパイが用いられているため、
まずはラズベリーパイについて軽く紹介しておきます。
(この記事をお読みになっていてラズベリーパイをすでに知っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、知らない方にとっては「何それ、美味しいの??」状態だと思いますので…)
ラズベリーパイは、元来学生のプログラミング学習用教材として開発されたマイコンになります。
そのため標準でPythonが実装されており、すぐにプログラミングを行うことができる環境が整っているという点に特徴があります。
動画は、よくラズパイを入手し次第まず行われるLEDチカチカ(通称:Lチカ)です。
ラズパイとLEDを配線し、簡単なプログラミングを走らせることで実現します。
これは電子工作の基本のようなもので、IoTDIYもこれを応用したものと捉えることができます。
現在では世界中で認知されており、プログラミング学習だけでなくIoTデバイスの制御のために小型のラズパイが生産されています。加えてそのコストパフォーマンスの良さから産業用のラズベリーパイも開発されているのだそうです。
またラズパイにはカメラやマイク、その他センサーなどさまざまなものを接続でき、
日常のほとんどのものをデジタルの値として表現することができるため、あらゆるアイデアを実現できるでしょう。ラズパイについて理解できたところで、ここからは実際にラズベリーパイを用いたIoTDIYをご紹介して参りたいと思います!
2022年3月現在において、再び蔓延防止法が多くの都市で施行されております。
このような状況の中で、街中至る所に非接触の体温計があることにかなり違和感を感じなくなってきました。特に学校や会社、百貨店などでよく見かけますが家に置いてある家庭は少ないのではないでしょうか??
体温計の方が信頼できるものの朝は時間が無かったり、時間が掛かってしまい忘れてしまうことはありませんか?
そんな時、玄関に非接触で体温測定ができるものがあれば楽ですよね?
そんな願いもIoTが叶えてくれるのです。
近年のテレワークや巣篭もり需要の高まりによって、おうち時間の充実を図りすでに自分好みの快適な巣篭もりライフを送ることができている方もおられるかと思いますが、
いまだに物足りないと感じている方もいると想定してこちらの動画をご紹介いたします。
こちらの動画では、ラズパイと高品質なパーツでオーディオシステムを組み立てるといった内容となります。
そうです。ラズパイは音楽プレーヤーとして使用することもできるんです。
ラズパイ音楽プレーヤーを作る動画はいくつか見つけることができますが、
この方のように高品質パーツを用いたものはなかったので紹介させていただきました。
高品質を求めるとやはり値が張ってしまいますよね…
そのような方はぜひこちらの動画を参考にして作ってみてはいかがでしょうか。
単純にDIYを楽しみたい方もぜひ!!
3つ目は、少し変わり種を持ってきてみました。
ほとんどの方には機能的に役に立つものではないかもしれませんが、アイデアが面白く私はとても好きなので、紹介させてください笑笑
こちら簡単に言うと、超音波で距離を測るセンサーがある一定ラインより物体が近づいたことを感知した時に、ものを投げるといった機能を持ったIoTデバイスとなります。
このように、そのままの機能で判断するとちょっと変わった面白いIoTデバイスですが、俯瞰してみるとIoTデバイスを開発するヒントがこの動画に込められているような気がします。
みなさんも面白いアイデアをIoTで実現してみましょう!
というわけで、今回はIoTデバイスのDIY事例を紹介するべく記事を書いていきました。
具体的には、IoTを制御するマイコンであるラズベリーパイの説明とその簡単な活用事例の紹介だったのですが、どれも電子工作初心者でも準備さえしてしまえば実現できたものばかりでした。
今回は記事が長くなるため簡単なIoTDIYの紹介に止まりましたが、次回は前回紹介したノーコードツールを組み合わせたものやより複雑なIoTDIYをご紹介してみたいと思います。
今回の記事を通して、特にモノづくりの現場や製造業の方々へ届いてくれたらいいなと思っております。またあわよくば参考にして頂ければ嬉しいです。
IoTは、アイデア次第で可能性は大きく広がります。そしてこれからさらに身近な存在になることでしょう。趣味に困っている方はIoTDIYを行ってみるのはいかがでしょうか。
※代表本田の毒舌Topics:エンジニアバブル崩壊
募集要項をご確認の上、ご応募ください。