■F.O(農業資材部 農業資材グループ 主任)
※本記事は2025年に作成しています。
石油商社のイメージが強い日新商事だが、実際には幅広い商材を扱っていて、メンバーが描けるキャリアも1つではない。さまざまな挑戦ができる未来が広がっている。農業資材部のF.Oも、異動で未経験の分野にチャレンジした。上司や先輩が挑戦を見守り、応援してくれたことで成長し、主任となったいま、「これからは自分が女性社員の成長と活躍を支える役割を果たしたい」と話す。働くなかで実感している日新商事の魅力などについて、キャリアを振り返りながら語ってもらった。
温暖化対策になる農業用シートを全国に販売
日新商事は石油をはじめ燃料を取り扱うイメージが強いのですが、実は幅広い商材を扱っていて、私は農業資材を販売しています。主力製品は作物の光合成に必要な可視光線を通しつつ、ビニールハウス内の温度上昇をもたらす赤外線は通さないシートです。ここ数年、酷暑でお困りの農家さんが増えています。つくりたい作物を思うように栽培できず、転作を検討される方が多い。中には、農家の廃業を考える方もいらっしゃるほど。この農業用シートは、そんな方のお役に立つ商品です。
提案先は当社の代理店がメインです。エンドユーザーである個人の農家さんには、日新商事が直接、販売するわけではなく、種苗会社やハウス施工会社、町中にある農業資材販売店経由で届けられます。全国の農家さんをカバーしていますが、とくにデリケートな温度管理を必要とする、作物の品種改良を行う研究農場で使われることも多い。種苗会社が、そこで開発された新品種の作物を販売する時に、「この新品種を栽培するのに、このシートを使うと良いですよ」とおすすめくださることもあり、助かっています。

開発パートナーとして生産者の声をメーカーに届ける
生産者に向けて直接販売はしていないものの、代理店の営業活動に同行した時などに、農家さんにお会いすることはできます。直接、顔を合わせて商品の説明ができるほか、生産者として抱えるお悩みや、お困りごとを聞けるため、新しい製品を開発するヒントを得られます。私たちは一次商社の立ち位置ながら、農家さんから聞いた「こういう商品が欲しい」という声をメーカーに届けており、それが新しい製品づくりに反映されています。製品開発のパートナーとして、試作品のテストに立ち会うこともあります。
気候変動の問題が毎年、騒がれるなか、それに負けない農作物の栽培に役立つ製品の開発にも携わり、おいしい野菜の安定した収穫を支えられる仕事に、私は大きなやりがいと誇らしさを感じています。産地を回る中で、農家さんから「よい野菜がたくさんできて助かったよ」と声をかけていただけることもたくさんあります。農業には常に不作や凶作の心配がつきまとい、収入面の不安を抱える方も多いだけに、感謝の言葉をかけられると胸に響きます。

農業を学ぶ出張の日々を上司が見守っていてくれた
日々の生活の中でも、スーパーや道の駅の売場に並ぶ野菜をチェックすることが習い性になり、気づくと「このトマトやホウレンソウを栽培した圃場でも、当社の商品を使ってもらえているのでは」などと考えてしまいます(笑)。しかし、もともと農業には縁がない人生だったので、いまも日々勉強中です。農業資材部に配属されて、まずは代理店に同行し、農作物の栽培について教えてもらいながら、とにかく現場を回ろうと決めました。愛媛に行き、次の日は鹿児島へ、打ち合わせのために一度東京に戻り、会社に立ち寄ってから北海道へ。ひと月のうち半分以上は地方出張という生活を約3年、続けました。
たしかに会社が農業用シートの販売拡大に、とくに力を入れていた時期ではありました。それでも「これほど多額の経費がかかる地方出張を、よく会社がOKしてくれたな」と思っていましたが、実は上司がこっそり上層部に根回しをしてくれて、問題にならないようにしてくれていました。口を出さず、黙って見守りながら、応援していてくれたのです。

社員の人柄に惹かれてアルバイトから入社を希望
私は新卒入社ですが、実は学生時代、日新商事が運営するお店でアルバイトをしていました。高校から大学までの7年間、ケンタッキー・フライド・チキンのチェーン店でお世話になっていて、ある時、FC本部が開催する調理や接客技術を競う大会に、私が出場することになりました。そうしたら店長をはじめ、お店をあげてみんなで応援してくれたのです。「アルバイトが大会に出るというだけで、こんなに盛り上がってくれるなんて!」と、うれしい気持ちになって「就職するなら、こんな会社がいいな」と。その運営会社が日新商事でした。
入社後は飲食部門で売上管理など店舗運営に携わり、4年が経ったタイミングで、上司から「そろそろ他の仕事も経験してみる?」と声をかけてもらいました。農業の知識はまったくありませんでしたが、「新しいことに挑戦できるチャンス」と感じられ、前向きな気持ちで異動を受け入れました。「この会社に入りたい」と思った時と同じように、不安を感じる以上にワクワクして、新しい一歩を踏み出せたと思います。

管理職になって女性の成長と活躍を応援したい
いま、メインで携わる業務が、営業活動から受発注などの管理業務にシフトしつつあり、仕事の幅をさらに広げられています。そして、私がネクストステージとして意識しているのは管理職です。当社にはまだ女性管理職がいません。だから自分が初の事例になりたい。その上で、結婚・出産・育児・介護など、ライフステージに変化が生じても仕事を続けたい女性が安心して長く働ける環境を整備し、キャリア形成を応援する役割を担いたいのです。ゆくゆくは女性社員をもっと増やして、その成長を応援したいと思っています。そのステップとして、まずは農業資材グループの管理職であるグループ長をめざします。

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