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トーコの取材ノート

IT企業がアナログな展示会に出続ける理由〜後編〜

〜番外編|トーコ、社長に聞いてみたシリーズ〜
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相変わらず風邪の後遺症で鼻水が止まらないトーコです。
そんな中年始からコラムをしたためております✏︎

✦ Column written by Re/CTO✦ 2026/01/09

番外編✧トーコ、社長に聞いてみたシリーズ③

前回のコラムでは、『なんでうちは、わざわざ展示会に出ているのか?』をテーマに

☑︎ 中庸(ちゅうよう)=デジタルとアナログの、ちょうどいい真ん中を探す
☑︎だからこそ“キラキラ大規模展示会”ではなく、中小企業が集まる展示会を選んでいること

……そんな話を、社長(以下 本田)に聞きました。

今回はその後編。
実際に展示会に出ると決めたあと、『どんなブースにするのか』『どうやって“ちゃんと記憶に残る存在”になるのか?』について、トーコがさらに根掘り葉掘り聞いてみた内容をまとめていきます٩(ˊωˋ*)و✧

パッと見て全部はわからないブース作り

──────────────────
ブースの役割は「一瞬で売る」じゃなく
「3秒で“何の会社?”と思ってもらうこと」
──────────────────

展示会というと

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
・大きなキャッチコピーをドーン!
・サービス内容をパネルにずらっと
・チラシを配って名刺交換をひたすら……
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

みたいなイメージ、ありませんか?
でも、本田はこの「王道パターン」にちょっと疑問を持っています。

ーー 見た瞬間に全部わかるようにしちゃうと、ほとんどの人は「 自分に関係ない 」って判断して、素通りするんよね

例えば、よくあるコピーってこんな感じ...

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
・御社のDXを支援します!
・脱・紙&脱・Excel!
・業務効率化ならお任せください!
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

確かにまっとうだし、内容も正しい。でも会場には、同じような言葉がズラ〜っと並んでいます。
DXにそこまでピンと来ていない人からすると『あ、自分とは関係ないな』と思った瞬間、もう視界からスッと消えてしまうんですよね。

そんな本田が意識していることは、“パッと見て全部はわからない”くらいのブースにすることでした。

☆★☆☆★☆☆★
IT企業がアナログな展示会に出続ける理由〜前編〜
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AI・IoT事業部
☆★☆☆★☆☆★

本田が思うちょうどいい設計

ーー 『DX!』とか『効率化!』って書いてしまうと、そこに興味ない人は一瞬でスルーしてまうやろ?だからあえて、3秒見ても“何の会社?”って思うくらいがちょうどいいねん。

☑︎ 何も書かない → 誰も立ち止まらない
☑︎ 説明を詰め込みすぎる → “自分には関係なさそう”で終わる

この両極端のあいだ、「気になるけど、ちょっとよくわからない」くらいの真ん中を狙ってブースを設計しているという感じです。

ーー 「何の会社なんですか?」って聞いてもらえたら、その時点で勝ち。展示会の目的は、その一言を引き出すことやと思ってる。

だからうちのブースは

◆――――
・大きなスローガンで“何でもできます!”と叫ばない
・あえて情報を少し“ぼかして”おく
・ふらっと話しかけやすい雰囲気を優先する
――――◆

そんなつくりになっています。

──────────────────
覚えてもらうのは「スペック」じゃなく
“あのキラキラカードの会社”という「記憶
──────────────────

トーコ的にいちばんおもしろいのが、ノベルティ(配り物)へのこだわりです。
本田は毎年ここに一番力をいれています(笑)

ーー 展示会で一番大事なんは、“ ちゃんと覚えてもらえるかどうか ”やと思ってる。

これまでうちが配ってきたものの一部を挙げると……

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
・真冬開催のとき → スマホ対応の手袋
・翌年 → いろんな種類のBluetoothグッズ
・また別の年 → ちょっと重みのある ビットコイン風コイン(おもちゃ)
・最近 → 光沢加工をした キラキラのオリジナルカード
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

(いつも本当によく考えるな...┌(; ̄◇ ̄)って感心するくらいの熱のいれようです笑)


ーー ボールペンとかポケットティッシュって、どこからもらったか覚えてへんやろ?でも『手袋くれた会社』『変なコインくれた会社』って、不思議と覚えてもらえるんよ。

実際に展示会のあと連絡をすると、

あ、あの手袋くださった会社さんですよね?
キラキラのカードのシステム会社さんですよね?

と、かなりの確率で思い出してもらえるそうです。

ーー 社名とかサービス名は忘れてていいねん。『なんかおもしろいことしてた、感じのいい会社』って記憶に残ってくれたら、それで十分。

この話を聞いて、トーコ的にはここにも“中庸”っぽさを感じました。
数だけさばける、安いノベルティではない。かといって「1個何千円!」みたいな高級品でもない。「ちょっとコストをかけて、ちゃんと記憶に残るライン」を狙う。

そこのバランス感覚が、うちっぽいなあと思って話を聞いていました(❁´ω`❁)


❁相談したい方はお気軽にLINEからどうぞ❁

展示会に出る目的

──────────────────
展示会のゴールは「名刺の枚数」じゃなく
“あとで思い出してもらえる関係”
──────────────────

もうひとつ印象的だったのは、本田がポロっとこぼしたこの一言でした。

ーー 展示会に出ること自体は、目的ちゃうんよね。“ うちらみたいな会社を探してる人 ”と出会うための手段やから。

だからこそ、

▶︎どの展示会に出るか
▶︎ブースをどんな“ 温度感 ”で見せるか
▶︎何を配るのか
▶︎どうやって会話のきっかけを仕込んでおくのか

その全部に『来場者の気持ち』『中庸(どちらかに振り切りすぎないバランス)』がちゃんと反映されているんだな、と感じました。

トーコとしては、展示会シーズンになるたびに「今年はどんな仕掛けでいくんかな……?」と、ワクワク半分・準備のドタバタ半分で毎年本田を見守っています。

ちなみに、キラキラカードをスリーブ(保護袋)に詰める作業も本田が自らしています(笑)

❁今日のまとめ❁



展示会は、相手の立場に立って、ちょうどいい真ん中を探すリアルな場所


展示会って、「派手に目立った会社の勝ち」でも「名刺を取った枚数勝負」でもない。
どれだけ相手の立場に立てたかが重要だと本田を通して感じました。

「どう見せるか」より、「どう伝わるか」。
正解はひとつじゃないけれど、私もこれからその“ ちょうどいい真ん中 ”を一緒に探していきたいなと思います。


/// 同じように悩む方の少しでも何かのヒントになれば.... ///
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