株式会社システムデバイステクノロジー 代表取締役 本田 稔
エンジニア出身で2016年10月より株式会社システムデバイステクノロジーの代表取締役に就任。
たまにIoT/AIに関するセミナーを開催しています。
IoTに続いて次はAIについて話をしたいと思います。
毎日のニュースや様々な記事で
「●●●にAIを搭載し・・・」
「AIが人の仕事を取る時代が迫っている・・・」
という言葉を見た方も多くいらっしゃると思いますが、ここでも一言あると思ってます。
AIって何やねん?
なんでもできるの?できないの?
なんで仕事を取れるの?なんでそんなもんを作るの?
と思った方もいると思います。
そこで、この記事ではAIって結局のところ何だろう?っていうのをすごく簡単に説明する記事です。
超入門編になりますので、業界の初心者の方でも、そうでない方でも楽しんでお読みくださいませ。
AIというのはArtificial Intelligenceの略で、日本語で言うと「人工知能」と言います。
ネットでAIを検索すると「AI(人工知能)とは、人間の脳が行なっている 知的な作業をコンピュータで模倣した
ソフトウェアやシステム。」と書いていました。
簡単な言葉で言うと、「人が作ったあたかも人間のような動きや考えをするコンピュータ」のことをAIって呼んでいるのです。
AIには「弱いAI」と「強いAI」という言葉があるのですが、みなさんがよく聞くAIは「弱いAI」の方なんです。
弱いAI、強いAIの説明をします。
弱いAI : 人間の知能の一部を代替する、限られた問題を解決するもの
→ 囲碁AI、チェスAI、Pepper など決められた内容に関して対応できるAIのことを弱いAIといいます。
強いAI : 脳科学を取り入れて人間の知能や心の原理を解明し、人間の脳機能と同等の汎用的な知的処理が
実現可能なもの
→ ネコ型ロボットや、空飛ぶ人の言葉を話すロボットのように、人間と問題なく話をして、相手のことを想いやる
ことができるAIのことを強いAIといいます。
強いAIはまだまだ研究段階ですが弱いAIは様々なビジネスで活用されています。
じゃあ、そのAIはどうやって答えを考えているのかですが。。。。
簡単にいうと、統計学が基礎となっています。
例えば、赤ちゃんを思い浮かべてみてください。
毎日優しく語りかけてくる人がいます。
泣いてると助けてくれる人がいます。
お腹が空くと食べ物をくれる人がいます。
そのうち、赤ちゃんはその人といれば助けてくれることを理解し一緒にいるだけで安心します。
それが両親だという認識をする前にです。
AIはこのようによく起きる現象を学習し、同じような現象が起きた時に、これまでの経験(学習結果)から
「何が自分の知識の中で最も確からしい答えなのか」を自分だけで導き出すのです。
全ての事象においてこのような学習をさせることは難しいので、囲碁に特化させたり、法律に特化させたり、
税務処理にだけ特化させたりすることで特化型のAI、つまり弱いAIが出来上がります。
特化だけするAIであれば、現時点の技術である程度完成しています。
さらに今はAIの第三次ブームと言われ、社会実装をするフェーズに入っています。
世界中でAIのサービスが始まっている理由がまさにブームを象徴しています。
というわけで、AIの入り口の入り口を少しはわかってくれましたかね??
また少しずつ深い話をしていきますので乞うご期待!!
システムデバイステクノロジーは主体的に行動できる方と一緒に働きたいと思っています。
自分のアイデアを発信していきたいという方はぜひご応募ください。
たくさんの方のエントリーをお待ちしております!
求人情報一覧
募集要項をご確認の上、ご応募ください。